私がしてる
振戦(震え)対策
スプーンを使う編

パーキンソン病の人にとって食事は一大イベントであると思います。

何故かと言うと、食べる行為が困難な場合があるからです。

例えば、食器がうまく持てない、箸やスプーンがうまく使えない、飲み物がうまく飲めないなど、人それぞれ様々を見たり聞いたりします。

今回は私がしてるスプーンの持ち方を申し上げます。 

パーキンソン病で右手足の安静時振戦(震え)、左片麻痺で左手が不自由な私にとっても、食事はまさに運動会並みの一大イベントです。毎食、気合いを入れて楽しませていただいています^ – ^

因みにパーキンソン病の症状は100人100通りと言われているので、必ずしも役立つとは限りませんが、少しでも参考になれば幸いです。  

私は現在、スプーンを使う時、3種類の持ち方で食べています

私の振戦(震え)の症状は無意識になると震えます。意識するとその間、一時的に止まります。これは無意識にいると小脳(パーキンソン病の人は小脳の機能低下があると言われています)を使い、意識すると大脳を使うからと言われています

(セラサイズHP参照)

ですから、食べてる間中ずっと意識し続けたら震えなく食べれることが多くあります。(意識てきたとしても、時々振戦(震え)がおさまらず食べれないこともあります)

しかし、人間ですので、ふと考え事をしたりして食べることに意識がいかなくなると震え出します。

そこでスプーンの持ち方を変えることで食べることに意識するように心がけています。その日によって震えの度合いは違いますが、次の3種類の持ち方で震えが出にくい持ち方をその都度選んで対処しています。

❶鉛筆のように持って、スプーンの先を自分のほうに向けて口に運びます。

❷スプーンの柄の先を垂直に近い角度で持って手首を手前に曲げることで、スプーンの先を自分のほうに向けて口に運びます。

❸スプーンの柄の部分を親指以外の4本指で棒をつかむように握り手首と肘を手前に曲げ、肩を前に突き出し、スプーンを自分のほうに向けて口に運びます。

このようにして私は手の振戦(震え)をコントロールしながらスプーンを使っています。(因みに左手は脳の手術の後遺症で麻痺があり、上手くお茶碗を持つことができませんが、現在リハビリに励んでいます)

現在、パーキンソン病で手の振戦(震え)が強くてスプーンが上手く使えない方がいらっしゃるようであれば、是非お試しください^ – ^

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