いつもブログをお読み頂き誠に有難うございます。
いつも申し上げますが、現在脳については、まだまだ未解明なところが多く、断定できる内容は限られています。
よって、わかっている範囲と私の考えも含めてお伝えいたします。
まず脳損傷(脳梗塞、脳出血、手術など)を起こした時、幸い病院で処置できたとしても、病院でできる範囲は限られており、傷口の細部の処理は最終的に人間の自然治癒力で行われます。
その力は最初、命優先で傷口を周囲の脳細胞で塞ぐことに専念されます。それが新しい脳細胞かどうかについては分かりません。因みに海馬に関しては、脳細胞の新生が確認されております。(※脳細胞の新生については、書籍「運動脳」著:アンデシュ・ハンセン 第5章「記憶力」を極限まで高める 参照)
その後、命を脅かすことがない状態になると、次に神経の刈り込みが始まります。神経の刈り込みについては以前お伝えしました。

これは使わない神経接合を自ら消していくことです。
この傷口を塞ぐことから神経の刈り込みへの移行時期は、傷口の大きさや部位、年齢や体質などにより大きく異なると思います。
私の場合を考えると、手術後約8年が経過した頃にパーキンソン病の症状が出始めたので、もしかしたら手術後3~5年頃には既に始まっていたのかもしれません。パーキンソン病は神経接続が切れていく病気ですので、神経の刈り込みで使えていない神経接続が切れていけば、脳の血流も低下してパーキンソン病になっていくと思います。
神経の刈り込みは、傷口が大きければ大きいほど広範囲に起こります。私の場合、直径約3㎝のゴルフボール大の脳腫瘍があった領域が損失しているため、神経の刈り込みによって、短期間で広範囲の神経接合が次々に切れていったと思われます。
因みに傷口を塞いだ神経は、大人の脳のような太い神経ではないように思います。太い神経は長い年月をかけて不必要な神経接合が消え、必要なものだけに厳選されてできた神経なので、傷口部分を速く塞ぐためには間に合わないからです。
その点では、幼児の脳を構成している細い神経がとても有効だと思います。傷口部分を速く塞ぐことができます。幼児の脳の神経と同じような細胞で猛烈なスピードで命を守るために傷口部分を塞いだのだと思います。幼児の脳の神経細胞と全く同じとは言えないですが、命がかかっていますので、おそらくそうであろうと思います。例えば、緊急事態で傷口周囲の脳細胞の遺伝子スイッチが緊急モードに切り替わったとか。

その後、神経の刈り込みが起こり始めた時、使われていない神経接続がどんどん切れていきます。使っている神経接続は残りますが、脳損傷して以前より運動しなくなった場合、使っている神経接続も損傷前に比べてかなり細いと思われます。
私の脳損傷(手術)の部分が左手の運動野全域と左足の運動野の一部たったので、日常生活での運動量は手術前よりかなり減りました。
よって、かなり多くの神経接続が切れていったと思います。
こうして脳損傷を起こした後の脳は、使う度にネットワーク化して情報共有するために損傷部位の神経接続の状態の影響を受けると思います。
損傷部位は傷口が塞がれていても、神経の刈り込みで残された神経接続がまだ未熟なので情報伝達が損傷前より上手くいかないように思います。
しかし、神経は使えば使うほど整理されて太くなっていくので、脳に負担がかからない範囲で刺激を送り続けることが大切だと思います。
そして、いつかパーキンソン病をコントロールしています^ – ^有難うございます。
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