パーキンソン病は血流障害が根本原因⁉     

日記
Blood vessel sliced macro with erythrocytes. Isolated on white

前回、パーキンソン病の7つの原因について考えてみました。参考資料は(社)国際細胞活性協会 脳細胞活性研究所(東京大学 跡見順子名誉教授 連携研究機関)代表理事 小川清貴氏の記事を参照させて頂きました。

今回は、再度その資料をもとに血流障害について考えてみます。

■ パーキンソン病と診断される人の7つの原因

1、習慣:運動不足

2、習慣:睡眠不足

3、体質:筋肉が多い

4、性格:几帳面

5、外部要因:大きなストレス

6、外部要因:病気や怪我で動けなかった

7、外部要因:過去に激しい運動


これらの原因を生理学的に考えてみますと、血流障害が挙げられると思います。

血流障害が起こると文字通り、血液の流れが悪くなります。そして細胞に必要な栄養や酸素が少しずつ送られなくなります。その結果、細胞は機能低下したり死滅したりします。

1、習慣:運動不足

文字通り、体を動かす運動が不足する訳ですから、血液が必要とされず体の隅々まで行き届かない状態になります。

2、習慣:睡眠不足

ご存知の通り人間の体は、睡眠中に細胞に血液が送られて再生したり修復されたりして回復しますが、その大切な睡眠時間が短くなることで送られる血液が少なくなる訳ですから、細胞は少しずつ疲弊してしまいます。

3、体質:筋肉が多い

この原因は誤解されないように注意が必要だと思います。私は、筋肉は筋肉でも使わない筋肉が多いことが良くないと思います。

筋肉は使うことにより伸び縮みしてポンプみたいに血液を流す手助けをしています。よって、使わないと伸び縮みしないので血液もあまり運ばれずに固くなります。ましてや寒い日は特に体温を保つために縮みが強くなり、なおさら固くなります。伸び縮みの縮みの方ばかりなので血流障害が起こりやすくなると思います。

4、性格:几帳面

几帳面ということは、物事を細かいところまでキチンと行うことなので、精神を集中しなければいけません。

そのためには自律神経の内の交感神経が優位に働くことになります。この交感神経が優位になると血管が収縮し血流障害が起こります。

5、外部要因:大きなストレス

人間がストレスを感じる時、緊張します。その時、交感神経が優位に働いて血流障害が起こります。

6、外部要因:病気や怪我で動けなかった

体が動かせないと運動量が減って血流障害が起こります。

7、外部要因:過去に激しい運動

激しく体を動かす生活をしていたら、体はその運動の負荷を覚えて慣れてきます。言い換えると、体の細胞は長い歳月をかけて環境に適応し生き延びてきたのです。しかし急にその生活をやめて運動しなくなると、あまりにも急激な環境の変化のために、体の細胞はすぐには適応できずに血流障害を起こします。急に動かさなくなった筋細胞と神経との繋がりが必要なくなったと解釈され繋がりが途絶えていくと思います。

つまり、これら7つの原因により脳や体に血流障害が起こり栄養や酸素が運ばれなくなってしまう訳です。特に脳の血流障害が起こると、ドーパミン産生細胞が死滅したり、機能低下したり、又その他の脳の細胞にも同様のことが起こるのではないかと私は思います。

解決策は血液循環を改善することです。色々な方法がありますが、皆さんご存知の運動が主流になると思います。

皆様、日々無理のない範囲で運動を続けましょう。私もできる範囲でコツコツ運動をしております。

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